小説の文末テンポを可視化したい
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小説エディタアプリを使って文末表現の傾向(テンポ)を可視化する方法を解説します。
この機能について
「解析」モード→「統計」タブグループ→「速度」タブでは、文章のテンポに関わる2種類の指標を、段落ごとのバーグラフとして可視化できます。1つは文末の型(「〜た」「〜ている」「体言止め」など14種類)ごとの速度を表す「文末句」、もう1つは一文の長さ・読点の数・従属節の入れ子・修飾語の数から算出する「叙述文」です。どちらも文章の巧拙を評価するものではなく、構造上の事実をバーの長さとして機械的に示すだけの機能です。文末表現の偏りや、読み進める負荷が高い段落がどこにあるかを、感覚だけに頼らず把握するのに使えます。
手順
①ツールバーの「解析」ボタンをクリックする
②「統計」タブグループの「速度」タブを開くと、既定の「段落単位」ビューで、段落ごとに本文プレビューと「文末句」「叙述文」2本のバーが並んで表示される(一番上の太いバーは段落全体の平均、その下の細いバーが文ごとの値)
補足
- 画面左上の「見出し単位」ボタンに切り替えると、ドロップダウンで選んだ見出し配下の段落だけに絞り込んで表示できます。
- 「⚙解析設定」の「テンポ設定」タブで、文末の型ごとの速度(停止〜速い の5段階)を作品単位で調整できます。
- 「⚙解析設定」の「叙述文設定」タブでは、文の長さ・読点の数・従属節の入れ子・修飾語の数、それぞれの重み(対象外〜強 の5段階)を調整できます。
- バーの位置・長さは、あくまで同じ作品内での相対的な位置(他の文・段落と比べてどうか)を示すものです。絶対的な基準値はありません。
- セリフ(「」『』内の文)も地の文と同じく集計対象に含まれます。
- 表示される本文プレビューは、ルビ記法などを取り除いたプレーンテキストです。
- 段落の本文プレビューをクリックすると、本文中の該当箇所へジャンプします。行の「📝」ボタンからは、その段落だけを対象にした編集用ウィンドウを開けます。
- 一覧の表示上限は300段落です(超えた分は件数のみ末尾に表示されます)。
- この機能は本文を書き換えません。読み取り専用の可視化機能です。
- テンポ設定・叙述文設定は作品ごとに保存されます。他の作品には影響しません。