人形を動かしたい
挿絵構図デザイナをまだ開いていない方はこちら:挿絵構図デザイナを開きたい
開いた挿絵構図デザイナで、人形を見る向きを変え、手首を引いて腕を上げ、首をかしげさせるところまでを説明します。
この機能について
人形は、盤面の左上の「部位」を押して関節の丸い点をドラッグしたり、Ctrl キーを押しながら関節の丸い点をクリックして出る輪を回したりして動かします(「物体」のままドラッグすると、人形全体が動きます)。挿絵に描いてほしい姿勢を、言葉で説明する代わりに、人形の形で決められます。
手順
①まず、人形を見る向きを変えます。3D表示の何もない暗い所(人形や床の線のない所)を、右へドラッグします。ドラッグした分だけ視点が回り、ほぼ正面から見ていた人形が、横から見た形になります。人形そのものは動かず、見る向きだけが変わります。
②次に、腕を上げます。盤面の左上の「部位」を押して部位モードにしてから、人形の右手(手のひらの位置にある大きなオレンジの丸い点)を、頭より上まで真上へドラッグします。手を引くと、肘が自然に曲がって腕が伸び、状態表示に「人間1の姿勢を変えました(右手のひら)。」と出ます。
③続けて、首を動かします。Ctrl キーを押しながら、首の付け根の丸い点を1回クリックすると、その関節の周りに、赤・緑・青の3本の輪が出ます。輪は、その関節をどの向きに回せるかを表しています。
④青い輪の線の上を、右上から下へなぞるようにドラッグします。輪を回した分だけ首が回り、頭がかしがります。状態表示には、「人間1の首をZ軸まわりに回しました(…°。可動域を超える分は収めました)。」のように、回した角度が出ます。
補足
- 間違えた時は、パネルの上の帯の「↶」を押すと、1つ前の状態へ戻せます。「↷」でやり直せます。
- 視点は、Shift を押しながら背景をドラッグすると平行に動き(人形の位置は変わりません)、マウスのホイールで拡大・縮小できます(Shiftキーを押しながら回すと、少しずつ)。
- 関節は、人間の曲がる範囲の中に収まります。範囲を超えてドラッグしても、状態表示に「可動域を超える分は収めました」と出て、曲がる限界で止まります。
- 部位モードで関節を曲がらない方向・届かない所へ引くと、その関節の代わりに親の関節が追いかけます(2.9.0)。例えば肘を横へ引くと肩が、肩で足りなければ鎖骨・胸・みぞおち・腰の順に動きます。どの関節もまず楽に曲がる範囲で動き、体の付け根まで使い切ってから、近い関節から順に人間の曲がる限界まで使います。それでも届かない時は、体の向きを変え、最後に体ごと動きます。頭・首・鼻先も同じです。Alt を押しながらドラッグすると、ほかの関節へは渡しません。
- 自分で固定した手・足(属性ウィンドウの「手足の固定」の「左足」「右足」「左手」「右手」)と、角度ロックした関節は、ドラッグの間も外れません。角度ロックした関節は飛ばして、その上の関節が受け持ちます。キャラクターを置いた時からの足首の固定は、体が動いて届かなくなると外れて、足もついてきます。
- 手で自分の体の別の所(腕を組む時の反対の腕など)を目指して引いている間は、背骨と体は動きません(目指す所も一緒に逃げてしまうため)。
- 関節・指先・注視点をドラッグしている間に Ctrl キーを押すと、動かしている点が10cm 刻みの格子の交点へ吸い付きます。手の高さを2人でそろえる時などに使います。Ctrl を離すと元の動きに戻ります(「空中の決まった所に置きたい」の記事を参照)。
- 動かした形を段落に残すには、上の帯の「保存」を押します。保存のしかたは、別の記事で説明します。