小説の受け身の多用を検出したい
まずはこちらから:小説エディタを開いて、原稿を読み込む
小説エディタアプリを使って、地の文で「〜された」「〜られた」のような受け身が重なる箇所を探す方法を解説します。
この機能について
受け身の文が続くと、誰が何をしたのかが文面から見えにくくなることがあります。「解析」モードの「推敲」→「反復・多用」タブでは、1文に受け身が3回以上ある文と、受け身で終わる文が3文以上続く箇所を、地の文から探して一覧にします。
手順
①原稿を読み込んだ画面で、右上に並ぶモードの切り替えボタンから「解析」を押します
②画面が「解析」モードに切り替わり、左上に「統計」「推敲」のボタンが並びます。「推敲」を押します
③推敲の観点ごとのタブが並んだら、「反復・多用」タブを押します
④タブの中ほどにある「受け身の多用」の欄に、見つかった箇所が並びます。この例では、1文に受け身が3回ある23行目の文と、17行目から受け身で終わる文が4文続く箇所の2件です
⑤まず「受け身が1文に3回」の行を押します
⑥右側の「本文プレビュー」で、該当する文が色付きで示されます。「取り囲まれて」「取り上げられて」「押しやられた」の3つの受け身を含む文です
⑦次に「受け身止め×4連続」の行を押します
⑧「本文プレビュー」に、受け身で終わる4つの文が段落の間の空行をはさんでそろって表示され、それぞれ色付きで示されます。こうすることで、小説の受け身の多用を検出できます
補足
- 対象は地の文だけです。「」や『』の中のセリフは数えません。
- 「〜られる」は、可能(来られる)や尊敬(社長が来られる)の意味でも同じ形になるため、それらも受け身として数えます。
- 「受け身で終わる文の連続」は、「〜された。」「〜られた。」のように受け身で言い切る文を数えます。「〜されました。」のような敬体の文末は数えません。
- 「流れた」「疲れた」のように「れた」で終わっても受け身ではない動詞は、品詞解析で見分けて数えません。
- この機能は本文を書き換えません。意図して受け身を重ねている箇所は「✓OK」で確認済みにできます。
- 検出のオン・オフは「⚙解析設定」の「推敲設定」タブで切り替えられます。詳しくは小説の推敲の設定(作品単位)を変えたいを参照してください。