SMPL-Xを出力したい
挿絵構図デザイナをまだ開いていない方はこちら:挿絵構図デザイナを開きたい
キャラクターの姿勢を、SMPL-X の形式のファイルに書き出す方法を説明します。生成AIに渡したり、3Dや姿勢推定のツールで使ったりする時に使います。
この機能について
SMPL / SMPL-X は、人の体の姿勢を数値で表す、広く使われている形式です。挿絵構図デザイナは、姿勢を2通りの形で書き出せます。
- 【重要】SMPL-X のファイルは必須ではありません。参考シートの画像だけでも、生成AIへ渡せます。
- 関節の座標(「SMPL座標」): 55個の関節の位置を、3次元の座標(メートル)で書いたファイルです。上の帯の「設計書」ボタンで一緒に出るのも、この形です。座標の形式は、SMPL-X(55関節: 体・あご・目・指)のほか、SMPL-H(52関節: 体・指)と SMPL(24関節: 体)から選べます。
- ポーズ値(「SMPL」): 関節の回転を、SMPL 互換のポーズ値として書いたファイルです。
どちらも、座標系は、Y軸が上・キャラクターの正面が+Z・キャラクターの左が+X(SMPL標準と同じ)、単位はメートルです。座標のファイルでは、床が y=0 です。
手順(関節の座標を書き出す)
①全員を書き出す時は、そのまま次へ進みます。1人だけを書き出す時は、後の「選んだキャラクターだけを書き出す」を使います。
②上の帯の「データ」を押します。メニューの「SMPL座標」の列に、「SMPL座標(全員)」のボタンがあります。
- 「SMPL座標(全員)」: 場面にいる全員の関節の座標を書き出します。
選んだキャラクターだけを書き出したい時は、盤面でそのキャラクターをクリックして動作メニューを出し、「キャラの操作…」を押して、一覧の「SMPL座標(選択中)」を押します。
③ボタンを押すと、ファイルが、ブラウザのダウンロードの保存先に保存されます。ファイルの名前は、「smpl_joints_smplx_all_」(全員)または「smpl_joints_smplx_selected_」(選択中)で始まり、あとに日付と時刻が付きます。画面の下に「関節の座標を書き出しました(SMPL-X・55関節・2人)。」のように、形式・関節の数・人数が出ます。
④形式を変えたい時は、「設定」メニューの「SMPL座標の形式」を押して、一覧から選びます。
手順(ポーズ値を書き出す)
「データ」メニューの「SMPL」の列の「SMPL(全員)」を押します。選んだキャラクターだけの時は、動作メニューの「キャラの操作…」の一覧にある「SMPL(選択中)」を押します。ファイルの名前は、「smpl_pose_all_」または「smpl_pose_selected_」で始まります。画面の下に「SMPL互換のポーズ値を書き出しました(2人・手と目の値つき)。」のように出ます。
「設計書」ボタンで、参考シートと一緒に書き出す
上の帯の「設計書」ボタンを押すと(「設定」の「設計書のボタン」が「保存」の時)、参考シートの画像と、全員の SMPL-X のファイル(「smpl_joints_smplx_all_」で始まる関節の座標)が、一緒に書き出されます。生成AIへ渡す時は、この2つを添付します(「最短で参考シートを書き出したい」の記事を参照)。キャラクターが1人もいない時は、何も書き出されません。
補足
- 【重要】SMPL-X のファイルは必須ではありません。生成AIへ渡す時は、参考シートの画像だけを添付しても、生成AIへ渡せます。SMPL-X のファイルは、関節の位置をより正確に伝えたい時に、あわせて添付してください。
- 関節の座標のファイルには、ファイルの形式・座標系・関節の並び順・注意書き・キャラクターごとの座標が入っています。あごは、人形にあごが無いため、頭の座標から推定した値です。