オリジナルキャラクターを作りたい
顔のイラスト1枚から、生成AI(この記事ではChatGPT)で、同じ顔のままのキャラクターシートを作ります。できたシートは、挿絵構図デザイナの参考シートと一緒に渡し、そのキャラクターが決めた構図で並ぶ一枚絵を描かせるために使います。
なぜ要るか
参考シートが伝えるのは構図(誰がどこで、どんな姿勢で、どちらを見ているか)です。顔・服装・体つきは伝えません。場面が変わっても同じ見た目で描かせるには、外見を伝えるキャラクターシートが別に要ります。
用意するもの
- 画像を生成できる生成AIサービスのアカウント(この記事ではChatGPT)
- キャラクターの顔のイラスト1枚。この記事の例は、手で描いた線だけの簡単なスケッチです。ここまで簡単な絵でも作れます。
作るもの
- バストアップ図:元の絵と同じ顔・同じ角度のまま、髪と肩まで描き込んだ線画。
- キャラクター設定シート:設定、全身の三面図、表情集、髪型、衣装、色の見本を1枚にまとめた色付きの設定画。生成AIへはこれを渡します。
生成される絵は、同じ指示でも毎回変わります。気に入らない時は、同じ指示で作り直してください。
手順
①顔のイラストを添付する
この絵が顔の基準になります。例は、紙に描いたスケッチの写真です(暗く、線が薄く写っています)。
②(必要なら)絵の見え方を整える
この顔のイラストのコントラストを調整して
線が薄い時だけ行います。そのまま使える絵なら飛ばして構いません。例では、紙の暗さが消えて線がはっきりしました。
③バストアップ図を作らせる
顔デザインを堅持し、バストアップ図集を書いてください。原画の顔の角度は残してください。21歳女性
「顔デザインを堅持し」「顔の角度は残してください」と書くと、顔が別人にならず、向きも元の絵のままになります。
「21歳女性」の所に、年齢と性別を書きます。髪型の希望などは、同じ文に足します。
④バストアップ図を確かめる
顔立ちと向きが元の絵と同じかを見ます。ずれていたら、直したい点を書いて作り直させます。次のシートはこの顔を基準に作られるので、ここで顔を決めます。
⑤キャラクター設定シートを作らせる
このキャラのまま、3面図込みのキャラクター設定シートを作成してください:カラー
同じ会話の続きで送ります。「3面図込み」で全身の三面図(正面・側面・背面)が、「カラー」で色付きの絵と色の見本が入ります。
例のシートの名前欄は「ー」でした。名前は⑥で決めます。
⑥シートを保存して名前を付ける
画像ファイルとして保存します。キャラクターの名前(例: 「ユイ」)をファイル名に付けておくと、あとで取り違えません。
⑦挿絵構図デザイナで構図を作る
キャラクターを選び、盤面の左の「属性」ウィンドウの「名前:」の「変更…」を押して、シートの名前と同じ名前を付けます。参考シートと一緒にシートを生成AIへ渡す手順は、「キャラクターシートも渡して一枚絵を描かせたい」の記事にあります。
補足
- シートはキャラクターごとに1枚です。登場キャラクターが複数いる時は、キャラクターの数だけ手順を繰り返します。
- シートの名前と、挿絵構図デザイナのキャラクターの名前は同じにします。違うと、どのキャラクターがどのシートか、生成AIが取り違えることがあります。
- シートの設定(年齢・身長・体型・職業・性格)と服装は、生成AIが顔の絵から考えた案です。違っていれば、書き添えて作り直させるか、自分で決めてください。
- 種族(猫・ワニなど)を持つキャラクターは、人形に「種族」を当てると、参考シートの文に体つきが入ります。獣人などの外見はシートに任せ、人形は人の体のままでも描かせられます(「種族を選びたい」の記事を参照)。
- 生成AIサービスの画面は更新されることがあり、ボタンの名前や位置が、この記事と違う場合があります。
- 生成した絵の利用条件(商用利用・公開)は、ご利用の生成AIサービスの利用規約に従ってください。