キャラクターシートも渡して一枚絵を描かせたい
参考シートをまだ書き出していない方はこちら:最短で参考シートを書き出したい
自分のキャラクターの設定画(キャラクターシート)を、参考シートと一緒に生成AIに渡して、そのキャラクターたちが並ぶ一枚絵を描かせる方法を説明します。例として、ワニ獣人と猫獣人の2人が向かい合う場面を描かせます。
この機能について
参考シートは、キャラクターがどこに立ち、どんな姿勢で、どちらを見ているか(構図)を伝えます。キャラクターの顔・服装・体つきは伝えません。キャラクターシートは、その逆で、外見だけを伝えます。2つを一緒に渡すと、キャラクターシートの外見のキャラクターが、参考シートの構図で並んだ絵を描かせられます。
必要なもの:
- 【重要】SMPL-X のファイルは必須ではありません。参考シートの画像だけでも、生成AIへ渡せます。
- 画像を生成できる生成AIサービスのアカウント
- 描かせたいキャラクターのキャラクターシート(キャラクターごとに1枚。この例では、ワニ獣人と猫獣人の2枚)
ポイントは、挿絵構図デザイナのキャラクターの名前を、キャラクターシートの名前と同じにすることです。参考シートには、キャラクターの名前が文字で入ります。生成AIは、同じ名前のキャラクターシートを、そのキャラクターの外見として使います。指示文に構図(左右の配置など)を書き足す必要はありません。
注意: 生成される絵は、同じ指示でも毎回変わります。この記事に載せた絵と画面は、実際に生成AIサービスで生成した一例です。
手順
①キャラクターを2人置き、名前をキャラクターシートの名前にします。上の帯の「+キャラ」で2人にし、キャラクターを上の帯のボタンで選び、盤面の左の「属性」ウィンドウの「名前:」の「変更…」を押して、「ワニ獣人」「猫獣人」と付けます。身長も、シートの設定(ワニ獣人は約188cm、猫獣人は約176cm)に合わせます。
②2人の関係を決めます。盤面で、ワニ獣人をクリックして選び、Shift を押しながら猫獣人をクリックして、2人を選びます。出てきた動作メニューの「選んだ物の操作…」を押し、一覧の「2人の関係…」を押して、「向かい合う」を選びます。状態表示に「ワニ獣人と猫獣人を「向かい合う」に置きました。」と出て、2人が互いの方を向き、互いの顔を見る視線になります。
③ポーズとカメラを決めます。ポーズ集で、ワニ獣人に「腕を組んで立つ」、猫獣人に「腰に手を当てて立つ」を適用し、「カメラ」メニューの「見る向き:」の「真横」を押してから、「写したい人を真ん中に…」の「全員」で、2人を画面に収めました。
④上の帯の「設計書」を押します。参考シートの画像と、全員の SMPL-X のファイルが保存されます。参考シートには、キャラクターの名前(ワニ獣人・猫獣人)、2人の位置と向き、お互いの顔を見ている視線が、図と文で入っています。
⑤生成AIの画面を開き、書き出した参考シートの画像と SMPL-X のファイルに加えて、キャラクターシート2枚も添付します(ファイルは合わせて4つ)。この例で使ったキャラクターシートは、次の2枚です。
⑥入力欄に、いつもの指示文「構図設計書のオレンジ枠を完成画像の絶対的な構図基準として扱い、指示と設定を完全遵守し、一枚絵のイラストを作成してください。」だけを入力して、送信します。キャラクターの左右の位置や向きは、書きません。
⑦しばらく待つと、一枚絵が生成されます(この例では、ChatGPT で4分半ほどかかりました)。
⑧できあがった絵です。左に猫獣人、右にワニ獣人が立ち、向かい合って互いの顔を見ています。猫獣人は手を腰に当て、ワニ獣人は腕を組んでいます。ワニ獣人のほうが背が高い点も、参考シートのとおりです。顔・毛並み・うろこ・服装(ストール・革のベルト・包帯)は、キャラクターシートの外見です。背景は、指示していないため、生成AIが描きました。こうすることで、キャラクターシートのキャラクターたちを、決めた構図で描かせられます。
補足
- 【重要】SMPL-X のファイルは必須ではありません。手順では参考シートの画像・SMPL-X のファイル・キャラクターシートを添付しますが、SMPL-X のファイルを外して、参考シートの画像とキャラクターシートだけを添付しても、生成AIへ渡せます。SMPL-X のファイルは、関節の位置をより正確に伝えたい時に、あわせて添付してください。
- 指示文に、キャラクターの左右の位置や向きを書き足すと、プラグインで決めた構図より、文字が優先されることがあります。構図は、挿絵構図デザイナ側で決めてください。
- 構図がずれた時は、同じ会話で直させず、新しい会話で、もう一度同じ4つのファイルと指示文を送り直してください。この記事の準備でも、構図がずれた回がありました。
- キャラクターの名前が、キャラクターシートの名前と違うと、どのキャラクターがどのシートか、生成AIが取り違えることがあります。名前は、シートの見出しと同じにしてください。
- 人形に「種族」を当てる(猫・ワニなど)と、参考シートの文に体つきが入ります。獣人の設定は、キャラクターシートに任せ、人形は人の体のままでも描かせられます(人形を種族にするかどうかは、「種族を選びたい」の記事を参照)。
- 背景に何も置かないと、ChatGPTはキャラクターの位置関係だけを再現しようとすることが多くなります。場所の雰囲気も絵に反映させたい時は、背景を置いてから参考シートを書き出してください(背景の置き方は「背景を選びたい」の記事を参照)。
- キャラクターが3人以上の時も、同じ手順です。キャラクターごとに、名前を合わせたキャラクターシートを添付します。
- 生成AIサービスの画面は更新されることがあり、ボタンの名前や位置が、この記事と違う場合があります。
- 生成画像の利用条件(商用利用・公開)は、ご利用の生成AIサービスの利用規約に従ってください。
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- 挿絵構図デザイナの使い方(目次)
- 最短で参考シートを書き出したい
- オリジナルキャラクターを作りたい(キャラクターシートを持っていない時)
- 生成AIに渡して一枚絵を描かせたい
- 二人の位置を決めたい
- 種族を選びたい
- 狙った構図を生成AIに再現させたい