カメラメニューのボタン一覧
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挿絵構図デザイナの上の帯にある「カメラ」メニューのボタンを、1つずつ説明します。見習いと時の女神の2人を置いた場面で、時の女神を基準に説明します。
こんな時に「カメラ」メニューを使います
- キャラクターを、正面・横・後ろ・上・下・斜め上から見たい(「見る向き」の列)
- 近づいたり、離れたりしたい。視点をはじめに戻したい(「見る向き」の列)
- バストアップ・全身・ロングショットなど、絵の撮り方(構図)を名前で選びたい(「構図」の列)
- キャラクターの目から見た眺めにしたい。選んだキャラクターや全員が、画面に収まるようにしたい(「構図」の列)
- カメラを傾けたい(ダッチアングル)。傾きを戻したい(「傾き」の列)
- 広角・望遠にしたい。ピントとぼけ方(絞り)を、参考シートの文で伝えたい。遠近感をなくしたい。絵の縦横の比率(文庫の挿絵など)を決めたい(「レンズ・枠」の列)
- よい構図の視点を覚えておいて、あとで呼び出したい。正面・横・上の小窓を同時に見たい(「覚えた視点」の列)
このメニューについて
「カメラ」メニューは、3D表示の見る位置と向きを決めるメニューです。ここで決めた視点は、参考シートや人形の画像を書き出す時の、カメラの位置にもなります。「正面」などのボタンは、上の帯で選んでいるキャラクターを基準にします。
手順
①上の帯で、基準にしたいキャラクターのボタン(ここでは「時の女神」)を押して選びます。次に、「カメラ」を押します。メニューが開き、5つの列にボタンが並びます。
「見る向き」の列
### キャラを決まった向きから見たい(「正面」「真横」「背面」「真上」「あおり」「ふかん」)
選んでいるキャラクターを基準に、その向きから見ます。押すと、状態表示に「視点を「真横」にしました(時の女神が基準)。」のように出ます。「あおり」はキャラクターを下から見上げる向き、「ふかん」は上から見下ろす向きです。
### 視点をはじめに戻したい(「リセット」)
視点を、はじめの状態に戻します。状態表示に「視点を初期状態に戻しました。」と出ます。見る向きや近さを変えすぎて、わからなくなった時に使います。
### 近づきたい・離れたい(「+」「-」)
「+」を押すと、キャラクターに近づきます。「-」を押すと、離れます。押すたびに、少しずつ動きます。状態表示に「近づきました。」「離れました。」と出ます。
「構図」の列
### 絵の撮り方を名前で選びたい(「構図…」)
押すと、構図の一覧が出ます。「バストアップ」「全身」「あおり」「俯瞰」「肩越し」「ロングショット」「ミディアムショット」「クローズアップ」「エクストリームクローズアップ」「アイレベル」「トップショット」「バードアイ」「ワームズアイ」「ダッチアングル」の14種類です。選ぶと、状態表示に「構図を「バストアップ」にしました(時の女神が基準)。」のように出て、選んでいるキャラクターを基準に、その構図の視点になります。
### 絵の撮り方を絵で選びたい(「構図を絵で選ぶ」)
押すと、「構図を絵で選ぶ」の窓が出ます。構図の名前と、その構図で見たときの小さな絵が並びます。絵を押すと、その構図になって、窓が閉じます。状態表示には「構図を「全身」にしました。」と出ます。何もせずに窓を閉じる時は、右下の「閉じる」を押します。
構図の選び方は、「構図を決めたい」の記事でも説明しています。
### キャラの目から見たい(「この人の目で見る」)
選んでいるキャラクターの目の位置からの眺めにします。状態表示に「時の女神の目で見た眺めにしました(「リセット」で戻せます)。」と出ます。キャラクターが何を見ているかを、確かめたい時に使います。戻す時は、「リセット」を押します。
### キャラを画面の真ん中に収めたい(「写したい人を真ん中に…」)
選んでいる人、または全員が、画面に収まるように、視点を合わせます。押すと、「選んでいる人(時の女神)」と「全員」の一覧が出ます。「全員」を選ぶと、状態表示に「全員が画面に収まるよう視点を合わせました。」と出ます。「選んでいる人」を選ぶと、「時の女神が画面に収まるよう視点を合わせました。」のように、その人の名前が出ます。
「傾き」の列
### カメラを傾けたい(「左へ傾ける」「右へ傾ける」)
カメラを、5°ずつ傾けます。「左へ傾ける」を押すと、水平線が画面の左上がりになります。「右へ傾ける」を押すと、右上がりになります。ダッチアングルのような、傾いた絵を作りたい時に使います。状態表示に「カメラを5°傾けました(水平線は画面の左上がり。「水平に戻す」で戻せます)。」と出ます。続けて押すと、「カメラを20°傾けました(…)」のように、傾いた合計の角度が出ます。ここでは、それぞれ4回押して、20°傾けました。左へ傾けた後に「右へ傾ける」を押すと、その分だけ傾きが減り、傾きが0°になると「カメラを水平に戻しました。」と出ます。
### カメラの傾きをなくしたい(「水平に戻す」)
カメラの傾きをなくして、水平に戻します。状態表示に「カメラを水平に戻しました。」と出ます。
「レンズ・枠」の列
### レンズを選びたい(「レンズ: ○○」)
押すと、レンズの一覧が出ます。ボタンの文字には、今のレンズが出ます(はじめは「レンズ: 標準28mm」)。一覧は、次の8種類です。
- 超広角14mm(遠近感がとても強い・歪みが出る)
- 広角17mm(遠近感が強い・迫力)
- 標準28mm(やや広め・標準の画角)
- 標準50mm(人の見た目に近い)
- 望遠55mm(やや平たい)
- 中望遠85mm(人物向き・背景が近づく)
- 望遠135mm(遠近感が弱い・平たい)
- 超望遠200mm(遠近感がとても弱い・圧縮される)
選ぶと、状態表示に「レンズを広角17mmにしました。」のように出ます。数字(mm)が小さいほど、近くのものが大きく、遠くのものが小さく見えて、迫力が出ます。数字が大きいほど、遠近感が弱くなり、平たい絵になります。
### ピントとぼけ方を伝えたい(「絞り: ○○」)
絞り(F値)を選びます。押すと、「指定なし(何も書かない)」「F1.4」「F1.8」「F2.8」「F4」「F5.6」「F8」「F11」「F16」の一覧が出ます。ボタンの文字には、今の絞りが出ます(はじめは「絞り: 指定なし」)。選ぶと、状態表示に「絞りをF1.4にしました(手前と奥を大きくぼかす(被写界深度が浅い))。」のように出ます。F1.4とF1.8は手前と奥を大きくぼかし、F2.8とF4はほどよくぼかし、F5.6とF8は少しだけぼかし、F11とF16は手前から奥まで全体にピントを合わせます。
絞りは、3D表示の見た目は変えません。ピントの位置とぼけ方を、参考シートの文で生成AIへ伝えるための設定です。「指定なし」を選ぶと、状態表示に「絞りの指定をなしにしました。」と出て、参考シートには何も書きません。
### 遠近感をなくしたい(「平行投影」)
遠近感のある見え方(透視投影)と、遠近感のない見え方(平行投影)を、切り替えます。ボタンの文字は「平行投影」のままで、押している間は、ボタンが押された状態になります。押すと、状態表示に「平行投影にしました(遠近感なし)。」と出ます。もう一度押すと、「透視投影にしました(遠近感あり)。」と出て、元に戻ります。
### 絵の縦横の比率を決めたい(「画面比率: ○○」)
書き出す画像の枠の比率を選びます。押すと、「自由(画面いっぱい)」「縦長 2:3(文庫挿絵)」「縦長 3:4」「正方形 1:1」「横長 4:3」「横長 3:2」「横長 16:9」の一覧が出ます。選ぶと、状態表示に「画面比率を「縦長 2:3(文庫挿絵)」にしました。」のように出て、その比率の枠が、3D表示に出ます。ボタンの文字は、「画面比率: 2:3」のように短くなります。「自由(画面いっぱい)」に戻すと、枠は消えます。
「覚えた視点」の列
### よい視点を覚えておきたい(「視点を覚える…」)
今の視点に名前を付けて、このシーンに覚えます。押すと、「覚える視点の名前を入力してください。」という窓が出ます。名前の欄には、はじめ「視点1」と入っています。名前を入れて「OK」を押すと、状態表示に「今の視点を「真横から」として覚えました。」と出ます。やめる時は「キャンセル」を押します。ここでは、「真横から」という名前で覚えました。
### 覚えた視点を呼び出したい(「覚えた視点…」)
覚えた視点を、呼び出す、名前を変える、消す、の操作をします。視点を1つも覚えていない時は、暗くなっていて押せません。覚えた視点があると、押すと、「見る: 真横から」「名前を変える: 真横から」「消す: 真横から」のように、覚えた視点ごとの操作の一覧が出ます。「見る」を選ぶと、状態表示に「視点「真横から」を呼び出しました。」と出て、その視点になります。「名前を変える」を選ぶと、「新しい名前を入力してください。」という窓が出て、「OK」を押すと「視点の名前を「横」にしました。」と出ます。「消す」を選ぶと、確認は出ずに、「視点「横」を消しました。」と出ます。
視点の覚え方は、「視点を覚えておきたい」の記事でも説明しています。
### 正面・横・上を同時に見たい(「4方向」)
押すと、正面・横・上から見た3つの小窓が、3D表示の右上に重なって出ます。状態表示に「正面・横・上の小窓を右上に出しました(小窓は見るだけで、操作は大きな画面で行います)。」と出ます。ボタンの文字は「4方向」のままで、出している間は、ボタンが押された状態になります。もう一度押すと、小窓が消えます。キャラクターどうしの位置関係を、いろいろな向きから確かめたい時に使います。
補足
- 3D表示で、何もない所をドラッグすると、視点が回ります。ホイールで、近づいたり離れたりできます(「視点を動かしたい」の記事を参照)。
- 間違えた時は、上の帯の「↶」を押すと、1つ前の状態に戻ります。
関連記事
- 挿絵構図デザイナの使い方(目次)
- 視点を動かしたい(視点の動かし方)
- 構図を決めたい(構図とレンズと枠)
- 視点を覚えておきたい(視点の覚え方)
- Shiftキーの使い方(視点の平行移動、W・A・S・Dキー)